哲学対話とは、「人が生きるなかで出会うさまざまな問いを、言葉を交わしながら、ゆっくりじっくり考えることによって、自己と世界の見方を深く豊かにしていくこと※」です。
決まったやり方はありませんが、参加者が輪になって座り、1つの問いについて、対話そのものを楽しみながら共同で思考を深めていくことが多いです。大事なことは「何を言っても大丈夫」とお互いに思え、年齢や社会的な所属等にしばられない対等な関係の中で、問いに向き合うことができる対話の空間をみんなで作っていくことです。今回の講座では、実際に哲学対話に参加したり、進行したりすることを通し、そうした対話空間を作る方法を、実践経験豊富な講師より学びます。これまで「哲学」に触れたことがなかった方も大歓迎です。自由に考え、問うことの楽しさを一緒に味わいませんか。
※(『ゼロからはじめる哲学対話』河野哲也編、ひつじ書房、2020年、p17より)
【1日コースの内容】
学校や地域のコミュニティなど、各地で哲学対話を実践されている梶谷真司先生をお迎えし、哲学対話についてのお話の他、「そもそも哲学とは?」「哲学することの意義」などについて伺います。後半には哲学対話の体験も行います。
◆講座申込システムでお申込みされた方
→抽選結果のお知らせメールが登録したメールアドレス宛に届きます。
※メールが届かない場合は、こちらで電話番号と抽選確認用パスワードを入力するか、受講者登録済みの方はログインすると結果を確認することができます。
◆往復はがきでお申込みされた方
→当落にかかわらず、結果を返信はがきでご連絡いたします。
※抽選結果が確認できない場合は、恐れ入りますが、生涯学習センターへ電話(0422-49-2521)でお問合せください。
【受講料のお支払い期間】
受講料は前払いです。
結果通知日から2月25日(土)までに、申込時にお選びいただいた①または②の方法でお支払いください。
【受講料のお支払い方法】
①オンラインでのクレジットカード決済
※ご来館の必要はありません。
(利用可能カード Visa、MasterCard、American Express、JCB)
②生涯学習センター窓口に来館(受付時間9:00~19:00)
★お支払い後の受講者のご都合による受講料の返金はできません。
ご了承ください。
講座日程 | 2023年 3月 4日 (土) |
---|---|
時 間 | 14:00~16:30 |
定 員 | 15 人 抽選 ※3日間コースの受講生15人と合同で30人で開催 ※申込多数の場合は抽選。在勤・在学を含む三鷹市民優先 |
対 象 | 中学生以上 |
回 数 | 1回 |
受講料 |
一般:1,000円
中高生:0円
|
持 ち 物 | 筆記用具、マスク着用 |
会 場 | 生涯学習センター・ホール |
申し込み | 講座申込システムまたは往復はがきでお申し込みください。 |
受付期間 | 1月4日(水)~2月10日(金)必着 |
お問い合わせ | 三鷹市生涯学習センター (電話0422-49-2521) |
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
---|---|---|---|---|
第1回 3月 4日 |
14時00分~16時30分 | 生涯学習センター・ホール | 梶谷 真司 | レクチャー『考えることはどういうことか~0歳から100歳までの哲学入門~』 |
講師名 | 紹介文 |
---|---|
梶谷 真司 かじたに しんじ | (東京大学総合文化研究科教授/共生のための国際哲学研究センター長)
1966年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専門は哲学・医療史・比較文化。著書に『シュミッツ現象学の根本問題~身体と感情からの思索』(京都大学学術出版会・2002年)、『考えるとはどういうことか~0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎・2018年)、『書くとはどういうことか~人生を変える文章教室』(飛鳥新社・2022)などがある。近年は哲学対話を通して、学校教育、地域コミュニティなどで、「共に考える場」を作る活動を行っている。 |